これならうまくいった!嫌がる子どもにアトロピン点眼をさす方法。

子育て
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かわいい我が子に弱視の疑いがあるとわかったら、一刻もはやく眼科に連れて行ってあげたいですよね。

だって、色々な眼科のサイトには、子どもの弱視は早期診断・早期治療が大切だと書いてあるのですから。そして、眼科に連れて行くと正確な検査結果を出すためにアトロピン点眼をもらいます。

このアトロピン点眼は眼科最初で最大の試練なのです。

今日は私たち親子で乗り越えた、嫌がる子供にアトロピン点眼をさす方法を伝授します。

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アトロピン点眼はさすとしみるから大人でもつらい

眼科で弱視の検査を受けるためには、まず瞳孔を開かせる目薬をさす必要があります。正確な視力を検査するには、瞳孔を開かせる必要があることはもうご存知かと思います。

小さな子どもの場合アトロピン点眼を1週間、朝夕二回さす方法をとる眼科が多いようです。長女が通った眼科もそうでした。アトロピン点眼は、視能訓練士さんいわくさすとかなりしみるそうです。

アトロピン点眼は劇薬のために使用後は、眼科に返却します。また、試しに親がさしてみることも大変危険です。

このアトロピン点眼を、3歳になったばかりの小さな子どもに1週間朝晩の2回さしてあげるのは至難の業です。その上、目薬が体内に流入しないように目頭を3分程度抑えなければいけません。

これも大変嫌がるのです。本当にこの目薬は難易度が高い!

私はこうして1週間、嫌がる子どもに目薬をさした

普通の目薬だって嫌がるのが子ども。最初はうまく丸め込めても、それがしみて痛い目薬と分ったら子どもも全力で抵抗してきます。2回目からが勝負。

一般的には子どもが寝ている間にさすのがうまくいく

ぐっすり眠っている間ならうまくいくようです。深い眠りについた後、目薬を差すのがポイントです。ネットで検索した限りではこの方法がうまくいったというブログをたくさん見つけました。

ところが長女は敏感な性質を持つタイプのようで、何度試してみてもすぐに起きてしまいうまくいきませんでした。そもそも、うつ伏せで寝ていることが多い長女。目薬をさせるように体勢を整えているうち、起きてしまうことがたびたびありました。

せっかく寝ているところを、目薬で起こされた怒りで泣き叫ぶ長女。それをなんとかなだめ、もう一度トライ。またうまくいかず泣き叫ぶのループで、私の睡眠時間は減る一方。我が家には合わない方法でした。

子どもを押さえつけて無理やりさす

嫌がるのに押さえつけると、ますます目薬が嫌いになってしまします。他に方法がないときの最終手段としたいところですが、最初のアトロピン点眼はこの方法でやり過ごしました。床に寝かせた子供の頭を、親の太ももの間に入れて固定します。子供の手は親の足の下で動かないように固定。暴れるので、足を抑える係もいると心強いです。

かなりの大音量で泣き叫ぶので、目薬をさすときは窓を閉めておきましょう。私は、児童相談所に通報されないか心配しました。

痛いよー!お母さんやめてよー‼って大声で泣き叫んだけど、同じマンションのお隣さんはどう思ったかな?

目薬の成分が涙で流れるから泣かさないように眼科医から指示がありました。無理です。絶対に泣きます。目薬が全然入っていないと、再検査になるようです。しかし、ギャン泣きしながら1週間さしましたが、なんとか検査できました。

目頭に目薬を2,3滴さしてからゆっくり開かせる

3歳半で再び検査した時は、この方法が一番うまくいきました。子どもを床に寝かせて、目をつぶった状態で目頭に目薬を2,3滴さし、ゆっくりと目を開かせます。どうしても目が開けられないなら、親が目をやさしく開いてあげましょう。

長女曰く、目をつぶった状態で目薬をさした方が怖くないとのこと。

最初は嫌がりますが、何度も話し合って言い聞かせることが大切です。目薬がなぜ必要なのか、目薬をさすとメガネができてよく見えるようになるという話も一緒にしました。

子どもが自分で目薬をさしたいと言ったら、親が目頭のところまで誘導して手伝ってあげましょう。

目薬が終わったらとにかく褒めちぎりましょう。

アトロピン点眼の副作用で長女も熱が出た

しっかり目頭を押さえていないと熱が出るというアトロピン点眼。目頭を押さえると嫌がって泣き叫ぶため、押さえ方がいい加減になってきた4日目。長女は38度の熱が出ました。半年後にもう一度アトロピン点眼をして眼底検査など受けたのですが、その時は熱が出ませんでした。

熱が出たらすぐに眼科に電話するように言われていたので、電話してみると

心配なら中止してもいいけど、また最初からやり直しよ。継続した方がいいんじゃない?

と言われそのままアトロピン点眼を継続しました。もちろん、点眼の後はしっかり目頭を押さえて。

熱はすぐに下がりました。その熱がアトロピン点眼の為かただの風邪だったのかは分かりません。医師にもわからないといわれました。

ちなみに、我が子は早産児で未熟児網膜症になりレーザー治療を受けました。

まとめ

弱視と診断されたら避けては通れない、アトロピン点眼。親子に課せられた大きな試練です。寝たすきに目薬をさす。目をつぶって、目頭に2、3滴落とす。それでもだめなら力ずくで!

目薬をさし終わった後は、しっかり目頭を押さえましょう。発熱のリスクが下がります。

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