子どもの爪かみに悩んでいる女の子ママ必見です!
我が子が爪をかんでいると、愛情不足ではないかと心配になるものです。
1年間にもわたる長き戦い。色々やってみましたが、我が家の長女の場合、苦いマニキュアで爪かみが治りました。商品名はかむピタ!
私が試してみた方法、ぜひ参考にされてください。
引っ越しのストレスで子どもが爪をかむ
長女が最初に爪をかみ始めたのは、1歳半になる頃。夫の転職に伴い、引っ越しをした時からでした。
慣れない環境によるストレスのせいか、しばらく収まっていた夜泣きの復活。そして、始まった爪かみ。
手の爪が全部なくなるほどひどかったので、心配で市の育児相談で相談してみました。

引っ越しによるストレスが原因だからすぐに収まりますよ。
その言葉通り、この時は特に何もしなくても2ヵ月後には爪かみは収まりました。
赤ちゃん返りで子どもが爪をかむ
長期入院による母子分離と赤ちゃん返り
次女が生まれたのは、長女が3歳6ヵ月の時。
私は妊娠高血圧症候群の為、総合病院に1ヵ月入院していました。その間、長女は実家に預けていました。突然の母子分離でかなり強いストレスを感じていたようです。
長女を実家に預けた初日、長女はまったく泣かなかったんです。心配した実母が、悲しいときは泣いていいんだよと声をかけると、長女はせきを切ったように涙があふれだしたと入院中に聞きました。
そして、ようやく長い入院期間が終わると、実家に私が赤ちゃんを抱えて帰ってくるわけです。
長女の気持ちを考えると、今でも胸が痛みます。実家に里帰りしている頃は母がご飯の支度をしてくれていたし、次女の面倒を見てもらうこともできました。
だから、長女と二人で過ごす時間は十分に取れていました。
自宅に戻ると家事と次女の世話に追われて、長女をほったらかしにしてしまうことも多々ありました。長女の爪かみが再開したのは、里帰りから戻った1週間後からです。
ストレスからの爪かみが癖に変わる
最初は明らかに、赤ちゃん返りからの爪かみでした。
下の子のお世話が忙しくて、遊んでほしいのに遊んでもらえないとき。かまってほしくて、いたずらして叱られた後などに爪を噛んでいました。
ところが途中から、爪をかむ癖に変わっていったのです。
長女がよく爪をかんでいたのは、テレビを見ているときもしくは絵本の読み聞かせをしているときでした。
子どもの爪かみを辞めさせるために試したことあれこれ
子どもに爪かみの癖があると、本当に病気になりやすいです。
1年のうちに何度も胃腸炎になりました。そして。いつも風邪を引いていました。何とかして爪かみを辞めさせたいと、あれこれ試行錯誤する日々。
子どもの爪かみは愛情不足⁉とにかく長女を優先
長女の爪かみを見た祖父母や近所のおばさま達から言われるのは、

赤ちゃんばかりに気を取られて愛情不足なんじゃないの?
と胸をえぐられるような言葉ばかり。
それは母親の私が一番思っていて、何とか長女と過ごす時間を増やすよう努力していました。そして、何をするにしても、長女を優先させるように心がけました。
赤ちゃん返りの対応策でよく言われるますよね。長子を優先させるって。でも、どんなに長女を優先させたつもりでいても、長女は満足することはありません。だって、それまで母親や周りのみんなの愛情を独り占めしていたのですから。
長女の爪かみは治ることはありませんでした。
自身が爪をかんでいたというママ友によると、子どもが爪をかむのは愛情不足というのはデマです。

単に癖。
らしいので、普通に愛情をかけていれば愛情不足と心配する必要はないです。
優しく声をかけてみる
子どもの爪かみでよく言われるのは、怒っちゃダメだということ。
でも、つい怒りたくなるんですよね。昼夜を問わない赤ちゃんのお世話で連日睡眠不足。どんなに愛情を注いでも、この子には私の愛情が伝わらないんじゃないかと。
そんな気持ちをぐっと抑えて、優しく見守るように心がけました。爪かみをしている姿を見たら、お母さん早く長女ちゃんの爪を切ってあげたいんだけどな。と声掛けするようにしてみました。夫も同様に声掛けしていました。
すると、親の前ではかまなくなりました。
そう、隠れて爪をかむようになったのです!夜になると布団の中から、カリカリ音がします。布団の中で爪をかむようになると、噛みすぎてかなり深爪の状態になります。
長女の爪かみは悪化の一途をたどるばかりでした。
1年にわたる子供の爪かみがおさまった!かむピタレビュー
次女が生まれて1年。長女の爪かみは治るどころか、ますますひどくなる一方。
この頃にはかむ爪がなくなって、指先には血が滲んでいました。もう本当にどうにかして辞めさせてあげられないかと、四六時中考える日々。
長女が就寝後、暗がりでスマホで検索するとかわいいマニキュアを塗れば、嬉しがって爪をかまなくなるという記事を読みました。だから、最初は普通のかわいいキラキラしたマニキュアを長期休みの間、長女の爪に塗ってあげました。
かわいいねー。反対の爪は自分でする―。もう爪はかまないよ。
と言ってうれしそうな長女。
これでうまくいくかと思ったのもつかの間、大好きなEテレを見ながら爪をカミカミ。これはいかんと、今度は苦い成分の入ったマニキュアを買いました。口に入るものだから、多少値段の張る日本製のマニキュアです。
長女に了解を得て、二人でマニキュアを塗りました。
かむピタの実物がこれです。大きさ比較の為、シルバニアファミリーと一緒に写真を撮ってみました。見た目は濃い目の茶色。
実際に爪に塗ってみた様子がこちらです。
茶色くて心配していましたが、塗ってみると透明マニキュアを塗っているのと変わらない印象。乾くのが速いから、子どもが乾くまで待てないなんてこともありません。また、マニキュアを取るときはアルコールで簡単に取れるところも安心ですね。
忙しくて塗り忘れても大丈夫。毎日塗らなくても数日は苦み成分が残っています。試しになめてみると、苦い!大人でもかなり苦いです。
かむピタを塗って1週間もしないうちに、長女の爪かみは収まりました。
かわいいマニキュアだと、ついつい癖で爪をかんでしまっていた長女も、爪が苦いとかんだらまた血が出て痛いと思いだすのか、すんなりやめることができました。あんまりにも短い期間で収まったので、マニキュアがほとんど残った状態で保存してあります。
まとめ
我が家の長女の場合、最初は赤ちゃん返りからの爪かみでした。それが習慣となるとなかなかやめさせるのが難しくなります。
愛情をかけて色々試してみてもダメな時は、苦いマニキュアがおすすめです。
長女は苦いマニキュアを塗ることで、簡単にやめることができました。それは、本人も爪かみを辞めたいと思っていたからこそだと思います。ぜひお子さんと話し合ってから、苦いマニキュアを塗ってあげてください。