実は3年前におかあさんといっしょファミリーコンサートに当選したことがあります。家族みんなで大喜びしたものです。特に娘より、母親である私のほうが大喜び。
ファミリーコンサートといえば、子どものコスプレでしょ!といそいそと娘の大好きなチョロミーの衣装を作ったものです。
一度作ってしまえば、サイズアウトするまで長く着られるし、下に妹や弟がいるならお下がりだってできちゃう。
今日は、ファミリーコンサートに当選した人もそうでない人も作って欲しい、チョロミーのコスプレ衣装の作り方を紹介します。
チョロミー風コスプレ衣装の作り方
チョロミー風コスプレ衣装づくりに必要なものとは?
必要なものはだいたいダイソーで揃います。ダイソーのフェルトは汚れても洗えるからうれしいですね。
チョロミー風コスプレ衣装を作ってみよう
ワンピースの作り方
型紙は使いません。用意するのはオレンジのフェルトと手持ちのワンピース。手持ちのワンピースを型紙代わりに使って衣装を作っていきます。
オレンジフェルトの上にワンピースをのせたらペンで印をつけて型を取ります。前身ごろと後身ごろも。肩と脇の部分は縫い代を5㎜取っておきましょう。型が取れたら裁断しましょう。
後身ごろの様子です。
フェルトは伸びないので背中に切れ目を入れて頭が引っ掛からないようにしました。
ボタンを付けるとよりかわいいかも。面倒なので私はつけませんでした。
裏側に返した様子です。胸より上の部分に余った白フェルトを重ねて強度を増しています。
また、襟まわりや肩回りにバイアステープを付けてさらに強度を増しています。これでかなり丈夫です。
ワンピースの下の部分に白いフェルトを縫い付けます。ワンピース型に裁断したオレンジフェルトで型を取ります。高さは5㎝。前身ごろと後身ごろにミシンで縫い付けます。もし、裏地の白フェルトを付けるときはこの時一緒にミシンで縫い付けましょう。
取り付けたら、中表にして肩のと側面をミシンで縫い合わせていきます。
ひっくり返したら、ワクワクキューンのワンピースが完成です。もし、バイアステープを付けるならもうひと頑張り。ここで取り付けましょう。
ズボンの作り方
ズボンも型紙は使いません。手持ちのズボンで型をとります。まずは右側から。
薄ピンクフェルトを輪にしてズボンを置いたら、ペンでなぞります。
縫い代も5ミリ程度取りましょう。
そして、 裁断したものがこちら。左側も同様にもう一枚作り、合計2枚用意しましょう。
2枚を合わせて、番号順に縫い合わせていきます。1と2を縫うとズボンらしい形になります。3でウエストのゴムを通す部分を縫い合わせます。ゴムひもを通す穴をあけておきましょう。縫い合わせたら3の穴をあけていたところから、ゴムを通して完成です。ゴムの長さはお子さんのウエストサイズに合わせてくださいね。
チョロミー風ヘアバンドの作り方
ヘアバンドはブランケットステッチで手縫いしました。ブランケットステッチで縫ったら、かわいいかなと思って。もちろんミシンでガンガン縫っていってもかまいませんよ。裁縫上手やボンドで張り付ければもっと簡単かも。
ブランケットステッチやその他のステッチについては日本ヴォーグ社の公式サイトに詳しく説明してあります。私も参考にさせてもらっています。
チョロミーのヘアバンドに必要なもの
チョロミーのヘアバンドの作り方
こちらはチョロミーのヘアバンドの分解図です。上記の必要なものをそろえるとこのようになります。
こちらは分解した写真です。縫い合わせるとこのような感じになります。それでは詳しい作り方を見てみましょう。
お花の髪飾りをつくります。まずは、白いフェルトで花びらを8枚切り取ります。2枚づつブランケットステッチで縫い合わせます。4枚の花びらが出来たら、花の形に縫い合わせていきます。
お花の中心の黄色いところは、普通のボタンを黄色いフェルトで包んで縫い付けました。お花が出来たらヘアバンドに縫い付けます。
チョロミー星形ペンダントの作り方
黄色のフェルトを星形にとります。裁断したら、縫い合わせて綿を入れます。綿を入れたらひもを縫い付けます。星形の縁に沿って縫い付けると仕上がりがキレイです。
ひもを付けたら、星型に赤フェルトで縁取りをします。ぐるりと1周まわれば出来上がり。
まとめ
チョロミーのコスプレ衣装は一式そろえるとなかなか重労働。
しかし、一度作ってしまえばかなり長く着てくれます。 なるべく大きめのワンピースとズボンで型を取ることを推奨します 。妹や弟がいればもっと長く使えますよ。
ぜひ作ってみてくださいね!